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    「太陽」待ち

    川崎に所有する「山」の図。

    夏野菜の定植に先立ち、山へ土作りの材料となる落ち葉と、作り置きしておいた堆肥を取りに出かけた。夏季野菜に用いる落ち葉はおおよそ800キロぐらいでしょうか。

    川崎の山

    落ち葉は毎年同じ場所から取らず、年毎に取る場所を移動させます。落ち葉は山の木々にとっても肥料です。同じ所から取り続けていると、木が、ひいては、山全体が痩せていくのでNG。

    山作り堆肥

    上の写真は山に生えてくる余計な笹を刈り取って、作った堆肥。

    山の地面は日があまり入らないため、畑地のように雑草は生えませんが、光量の要求が少なくて済む笹は生育が可能です。これを放っておくと山が荒れていく要因となるため、笹の刈り取りが必要です。

    話は少し逸れますが、映画「思い出ポロポロ」でこんなシーンがありましたね。都会に暮らす主人公の女性が、遊びに赴いた農家先で「田舎の山は自然でいいわぁ」と述べたのに対し、その現地で暮らす男性は、「それは人が長年かけて築いてきたものであって、自然ではない」というような反論をするシーン。

    そう、その通り。山も人の手を要します。

    と、いうわけで、山の手入れの際、刈り取った笹からつくった堆肥です。

    ただ、堆肥といっても、この場合は特別なことせず、カッターにかけて粗く砕き、積み上げて、1年間置いておいただけ。よくあるようにN成分の添加等はしていません。山の地面は雨が降っても木々に覆われているため、雨が直接当たることが少なく、積んでおいてもべシャッとなるような嫌気発酵はしません。

    また、山の土は微生物が多く、その呼吸熱で地温が一般地よりも高くなり、湿度が保たれているのでゆっくりとですが、確実に発酵してゆきます。そのため切り返しの作業も不要。

    山のおすそ分け  山からの頂き物




    さて、当園の土作りに欠かせぬこの山ですが、

    いずれ手放さねばなりません。と、いうのも都市部で「山」にかけられた相続税は非常に高く、農産物を売って暮らしているのでは一生かかっても(と、いうか10回人生あっても無理)到底支払うことのできない、目の飛び出る額です。つまり、「都市部に山は不要なので没収します」という税の体系になっているのですね。まぁ、これも一つの世論として受けるべきなのでしょう。

    ただ、農家事情の細かい話ですが、資源の循環型農業に山は必要なものです。これはお国の目指す所のものでしょう?それは田舎であれ、都会であれ農業をするのであれば事情は一緒。

    いや、そもそも都市部に農家はいらないという税体系か・・・。(#`ェ´)┌┛ 


    雨続きでブルー 笑

    コメント

    No title

    どんどん山がなくなっていくのは税金のせいだったのかー。
    ブルーな話だこと。

    Re:No title

    あ、いや、何の気なしにさっさと売っちゃう人も多いです。このあたりで農業を続けようという人の方が圧倒的に少ない現状を考えると、ごく僅かな人たちのために別途法を設けようという気にはならないんでしょうな。

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