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    秋冬期直売開始


    2013 秋冬季直売

    11/12~

    火・木・土

    9時~10時半

     2013-11-10 08.31.43




    直売を始めて6年になる。そんな風に書くとなんだか毎日売っているみたいでエラそうだけど、お客様はよくよくご存じのとおり、実際はながーい仕込み期間があって、長期仕込休業・一瞬の開店、長期仕込休業・一瞬の開店というのを年に2度繰り返した。それを6回。6年と言うと、おこがましい気もするので、6タームが過ぎる、と言う方が良心がとがめない。

    でもまぁ、6年である。おぎゃーと生まれた子供なら大きなランドセルを背負うまでの期間であるし、入学したての小学生なら制服に着替えて一つの恋も覚える頃かもしれない。だからそう、そんなに短い期間でもないのだ。だが、この期間という尺度には落とし穴があって、時間の経過はあるものにとっては『成長』を、またあるものにとっては『老い』を意味する。

    私はどのあたりにいるんだろう。

    直売を始めた当初は多くの敵がいると思っていた。というか、いなければならない、と思っていた。モノを売るのだから。ひしめき合っている中にグイッと割り入らねばならない。それには世の農作物と、その諸周辺に何らか落ち度を見つけて、そこをギュウギュウと締め上げて、やっつけねばならない。そこを踏み倒して対価が生まれるのだ、と。

    こんな滅多と更新されないブログをご覧になっているレアなお客様は「え?あれで?」と、苦笑されているかもしれない。今では笑い草である。コテンパンに締め上げきって敵対するものが消えた、というのでは無論、ない。ハナから存在しなかったのだ。と気づかされた。時間をかけてゆっくりと、お客さんに諭されて。(皆さん本当に辛抱強い

    作り手は自分なりに「かくあるべし」と言う形を追求するし、せねばらなない所もあるのだが、それを実際手に取る人の手は柔らかいのだ。突いて破ろうとしても、膨らんだり、凹んだりする。かくあるべしとこれまで硬質に作ってきたと思っていたものが、人の手に渡ると不思議と弾力が生まれるのである。

    自分の中に課していたものが、それは実は相手に委ねられるべきものであり、むしろ私は委ねるモノの精度を高めさえすれよいのだと気付き始めたとき、徐々に身が軽くなってゆくのを覚えた。 私が私の中で作り上げていた多くの障壁が一つ、また一つと消えてゆく開放感。

    成長の最中にあるのか疑問は残るところだが、私はもう、霞の中でむやみやたらと刀を振る必要はないのだ。 矛先の対象があるとすれば、「こんなん採れたよー!」と笑ってお迎えできるアナタにである。もしかすると今がようやくゼロ点なのかもしれない。霞は流れ、見晴らしがいい。
     

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    今季の仕込みは夏の信じられないくらいの猛暑と後半は雨/台風と散々な目に当てられた。思うような出来栄えではないけれど、ちびりちびりと、少しずつ始めようかと思います。
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