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    夏季直売終了のお知らせ



       8月19日(木)をもちまして夏季直売は終了とさせていただきます。


    取り急ぎご連絡まで。御挨拶はまた後ほど。

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    ハンジロあるいはハンパク

    黒イボキュウリは「相模半白」、な図

    相模半白 2010 0806

    日本へのキュウリの伝来は中国を経由して伝わりました。その中国で作られていたキュウリは、大まかな気候区分の分け目でもある長江より北部の華北で作られていた品種群の白イボ系と、南部の華南で作られていた品種群の黒イボ系統とにザックリと分けられます。

    先に日本へ伝わったのは10世紀頃、華南系の黒イボキュウリでした。一方の華北系の白イボキュウリが普及し始めたのは明治期です。私たちが日ごろ目にするのは後発の白イボ、明治よりキュウリですね。

    私 「ねぇ、二人が子供の頃のキュウリって黒イボだった?それとも白イボ?」

    父・母 「黒イボ。半白だったよ。」

    母 「あ、でも、白イボでもっと棘がごつごつしたのもあったわ。」

    多分、四葉系だろう。四葉は大正から昭和初期にかけて導入されたものである。関西方面では四葉の在来種が多い。母の出身は三重である。

    私 「昔ってキュウリを生で食べた?漬けものが主でしょ?」

    父 「あぁ。キュウリは漬けるものだったよ。昔は衛生状態が今のようによくないから、食べ物を生で食べるということ自体が少なかったね。」

    あぁ、衛生状態からなんだ。

    父 「キュウリを生で齧るのは子供のいたずらくらいだな。食う物がないから、人んちの畑のキュウリを遊び半分で齧るんだよ。」

    人んちのキュウリを遊び半分で齧り散らす、そんな時代ですか…。ふぅん、と思いながら齧ってみる。

      あ・・・

      皮が、

     柔らかい。

      すごく。

    季聞屋のキュウリは皮が固くならない仕立ての栽培方法をとっています。お客さまからも柔らかい柔らかいとお褒めの言葉を頂く。でも、この半白も柔らかい。すごく、歯切れがいい。果肉が滑らかだ。あぁ、漬けもの文化の国のキュウリの品種だ。漬かり易いだろうな、と思う。風味もいい。大きく育ったキュウリのような、ふっくらと豊かな風味がある。収穫始めだからか、「苦味」はない。

    ねぇ、この半白キュウリ、どんな風にお客さんに紹介する?

    父「昔ながらのキュウリです、って言えば?」

     いや、うちのお客さんの大抵は生まれてない頃のだから、昔ながらも何もないんじゃ・・・。

    ストップ食育

    野に咲いた黄花コスモス。一度栽培してからというもの、こぼれ種が広がって増え、毎年あちこちで顔をのぞかせます。

    黄花コスモス

    ・・・ちょっと邪魔な時もある


    ぷるるる、ぷるるる♪


    先日、電話がかかってきた。なんでも、子供の食育講座をするので聞きたいことがある、という。

    一昨年の夏に当園で野菜をお求めになり、あのとき美味しかったからとのこと。でも、それはまた随分と前のことですねぇ…。しかも一度きりだそうで。

    で、尋ねられた質問を聞いていて、「は?」という質問が多くて呆れてしまった。この方は講座で何を話すんだろう。怖いものみたさでその食育講座とやらを受けてみたい気もする…。

    「お宅のキュウリが美味しいのは露地で作っているからでしょう?ハウスで作ったキュウリはアクが酷くて食べられないわ。やっぱり自然に作るのがいいんですよね?」

    この質問については突っ込みどころ満載でちょっと気が遠いた。答えるにもどこから話せばよいのやら…。

    ハウスで育てると根本的に異なる品質になる、といったニュアンスで受け取ったのだけど、ハウスで作るも、露地で作るも野菜の生育は同じである。ただ、置かれた環境が異なるからそれ相応に育つだけのこと。その環境に見合った栽培管理というものがあって、それ相応に対応すればよいのである。よって、「ハウスだから」とか、「露地だから」というのは間違え。

    次に、「アク」に関して、・・・というか私はキュウリの「アク」というものがよくわからないので、「味」に関して申し上げるなら、その品種、肥培管理、温度管理、湿度管理、水管理、「接ぎ木」の有無・・・と、複合的な要素が絡んだ結果と思う。これも「ハウスだから」ではない。というか、キュウリの「アク」って何だ?あるの?「苦味」ならわかるんだけど…。

    最後に、「自然に」と述べられたが、自然のキュウリは苦くて食べられないものです。そもそも植物は人や虫に食べられるために都合良く存在しているの訳では当然なく、種の繁栄のためにあります。動物や虫のように身動きの取れない植物は不味さに磨きをかけることで極力食べられまいとしてきたのですよ。野菜というのは強烈に不味いものを人が長年にわたり改良を加えることで、口に沿うようにと変えてきたものです。だから、野菜は自然じゃなくて文化のもの。

    うーん、テストの採点だったら0点だね。勝手な思い込みも甚だしいのでマイナスにしてあげたいぐらい。特に最後の「自然うんぬん」は採点者の不快感を誘うこと頻り。

    ちなみに昔のキュウリの品種、黒イボ系の半白キュウリとかだとちょっとしたストレスでも苦味が出やすい。今季少しだけ自分用に半白を育ててみている。元来であれば早めに種を播き、今頃は収穫終わりという頃なのだけど、種まきが遅れてこれから収穫を迎えようとしている。梅雨の明けたこれからでは水不足によるストレスによりモロに苦味があるかもしれない。

    それにしても・・・あの方はアレで身を立てておいでなのだろうか。いや、そんなまさかね。それでなけりゃ、私もさっさと農家を辞めて、○○ソムリエ/なんちゃらマイスターと名乗って食育講座を開いた方がチマチマ野菜を作っているより遥かに稼げるものねぇ。


    0806miniパプリカ 

    父「おーい、お前のミニパプリカ鳥につつかれてるぞ」

    ・・・ごめん、それ齧ったの俺。(再

    業務連絡



    店頭では御案内を申しあげておりましたが日曜の開業は7月いっぱいまでとさせていただきます。

    本日より通常の 火・木・土 に戻ります。こちらでの御案内が遅れて申し訳ございません。


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